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谷川浩司 対 羽生善治 2 第9期竜王戦第2局



有名な△7七桂がでたこの一局。
角交換から後手棒銀の戦いになりました。
先手は対抗して玉飛接近ながら四間飛車にしてむかいうちます。
それをみて後手は一旦棒銀をあきらめ銀を引きました。
31手目▲3八金とそっぽにいくのは角交換したための仕方ないところ。角の打ち込みを防ぐ必要な一手となっています。
63手目▲5六金ではすぐに▲6四銀としたいですが。それには△6七歩から△5八角とされまずいです。
71手目▲5四角は攻防に利かせた一手
74手目急所の突き出しからの△7四歩に先手は取れないところ。角が動けば王手飛車がありここは当然桂馬をとって飛車取りの先手で悪くないようですが・・

80手目△7七桂 誰もがびっくりしたこの桂馬。同桂馬ととれば△6三飛から△7六歩で寄りの形になります。
83手目に▲6五銀とすればまだまだ難しいところもあったようですが、光速の寄せで谷川浩司の名局。


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